なぜ株式投資なのか
サラリーマンが資産を増やそうとした場合、株式投資がメインになると思います。
なぜ株式投資なのか。ここでは、株式投資のメリットを書いていきます。
小額から始められる
投資信託は、500円から購入できます。
個別株(企業の株)は、高いものもありますが、10万円前後で買える株もたくさんあります。
自分の無理しない範囲で投資できるのが魅力です。
投資先がたくさんある
企業の株だけではなく、国債、不動産、金、原油など。地域も、日本だけではなく、海外の先進国、新興国など様々です。
自分の好きな国や伸び代があると思う分野に投資したり、国をまたいで分散投資したりと投資の仕方も柔軟にできます。
流動性が高い
個別株は、日本市場が開いている9時から15時までの間で売り買いでき、即時決済です。
投資信託は、15時までに注文すれば、次の日約定(決済)され、次の次の日に約定結果が戻ってきます。
このように、売り買いのタイムラグが少ないのも魅力です。
成長する世界経済に合わせる
グラフは主要国の名目GDPの推移です。(出典:経済産業省 通商白書)
このように、世界経済は右肩上がりで成長し続けており、この成長に合わせて自分の資産も増やせる可能性があります。
政府の金融政策に合致している
安倍政権と日銀は、金融緩和政策をとっており、私たちに有利な制度が多くあります。
- 日銀によるETF買い
TOPIXがある程度下がった場合、株価を下支えするため日銀はETFを購入しています。
その額、なんと1日700億円!
このお金は税金ではなく、単純に刷ったお金です。日銀は、株式市場を通してお金をばら撒いているわけです。賃金が上がりにくい今、株式投資をして日銀が刷ったお金を享受しましょう。
- 金融庁によるNISA口座制度
利益が非課税になる口座です。年間120万円の投資金額までという制約がありますが、そこで得た利益はすべて非課税になります。(通常、20%が税金で持っていかれます)
個人型確定拠出年金の事で、自分で運用しながら積み立ていく形になります。
投資先は投資信託がメインとなりますが、売買手数料や信託報酬に厳しい制限がかけられているため、手数料の安い投資信託しか選べません。つまり、ボッタクリの投資信託は排除されているため、私達にとっては有利です。
株式投資には、以上のようなメリットがあります。
ただ、元本割れを起こしたりするリスクもありますので、十分にご検討の上、投資の最終判断はご自身で行なってください。