日経平均にサイバーエージェントが採用 〜日経平均とは
日経平均に、サイバーエージェントが採用されるとの報道です。
サイバーエージェントを採用、日経平均銘柄入れ替え: 日本経済新聞
そもそも、日経平均とはなんでしょうか。
世界には、株価を表す指標(インデックス、指数とも言う)が色々あり、日経平均は日本で1番有名な株式指標であり、日本を代表する経済指標です。
日経平均は、東証1部に上場している企業のうち、様々な業種から人気のある(=活発に取引されている)企業225社が選ばれ、その平均株価が日経平均となります。
日経平均は、日本経済新聞社が企業の選考や株価指数の算出をしており、毎年10月1日に銘柄の入れ替えが行われます。
今回、サイバーエージェントが選ばれたのは、この定期見直しのタイミングになります。もともと採用銘柄だった古川機械金属を外して、サイバーエージェントを入れた、ということになります。
なお、日経平均に採用された企業の株価は、上昇することが多いです。
それは、投資信託やファンドは日経平均に連動したものが多く、機関投資家からの莫大な注文が入るためです。
また、日銀のETF買いも、日経平均やTOPIX連動型のETFを購入しているため、多大な影響を受けていると予想されます。
それ以外にも、先物やCFD(くりっく株365)などにも連動する銘柄があり、世界中の投資家から取引されています。
日経平均に連動した銘柄を買うということは、間接的に日経平均採用銘柄を買うことになります。
このようなことから、今後、サイバーエージェントがなにかと注目されることは間違いないでしょう。