財テクめも

お金を増やすために得た知識のメモです。

老後までに2000万円貯めるのは夢じゃない

今話題の、老後に2000万円が必要な問題。

はたしてそれは可能なのか。
シュミレーションしてみました。



結論として、毎月4万円を20年間、株式投資で積み立てれば可能です。

画像は、シュミレーション結果です。

さわかみファンドのページで、簡単に計算することができます
ファンド情報|さわかみ投信株式会社


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毎月4万円を20年間積み立てると、960万円の現金を捻出することになりますが、最終的な資産は2041万円と夢の2000万超えw
なぜこうなるかというと、株式投資による複利効果です。配当や株価上昇による利益が出て、さらにその利益を再投資することで、資産が雪だるま式に増えていきます。

利益率となる利回りは7%となっていますが、これはアメリカの株価指数S&P500の直近20年間の利回りが7.94%となっていることに基づいています。
(参考) 「日経平均」vs 「S&P500」 過去5年~30年間、投資していたらどうなっていたか試算してみた | マネーの達人

S&P500は、アメリカの株価指数で、世界経済を引っ張っている企業が含まれています。投資の神様・ウォーレン・バフェットが、自分の死後、資産をS&P500に投資しろと遺言を残しているぐらいです。



さて、4万円をどのように積み立てるか、もう少し具体的にみてみます。

iDecoは、金融庁が作った個人用の年金制度です。積み立てたお金は、年金なので60歳まで引き出せないというデメリットがありますが、利益は非課税で税金がかからないですし、しかも掛け金はすべて所得控除の対象になるため、年末調整で23000円×12ヶ月分が申請でき、約55000円ほどの税金が還付されます。
23000円と中途半端な金額になっているのは、サラリーマンがiDecoに投資できるのが、23000円が上限になっているからです。

積み立てNISAは、これも金融庁が作った株式投資用の口座で、この口座を使って投資をすれば利益は非課税となります。ただし、非課税の期間は20年間となっているので、この期間を過ぎると普通の課税口座に移管されます。含み益がたくさん出ている場足は、20年過ぎる前に売るか、または2000万の目標をクリアした時点で売ってもいいかもしれません。
※ちなみに、通常の課税口座ですと、株式の利益には20%の税金がかかります


ということで、30歳から積み立てしても、50歳には2000万円貯まっていることになります。


毎月4万円の積み立てなんて無理!という場合は、半分の2万円にしたらどうなるかシュミレーションしてみました。
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毎月2万円なら、28年間積み立てれば2000万円になります。
2万円なら、全額iDecoで積み立てできますので、28年間で134万円の税金が還付されます。これはこれでかなりのボーナスですね。
30歳から始めても、58歳で2000万円到達です。


という感じで、結構夢じゃない気がしています。
もちろん、若いうちに積み立てを始めた方が、早く2000万円に到達できる可能性があり、有利です。


現在の国の金融政策は、株式相場にお金を集めたいらしく、国民にとってかなり有利な制度を作ってくれています。
これらをうまく利用していきたいものです。




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※投資の最終判断は自己責任でお願いします