財テクめも

お金を増やすために得た知識のメモです。

インフラファンドで太陽光発電に投資しよう

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毎回、投資関連のセミナーに出るたびに、いいシステムやいい金融商品を見つけられると嬉しくなりますね。
今回の東証IRフェスタでは、インフラファンドが良かったです。

インフラとは、発電所や道路、空港などがあり、インフラファンドは、投資家からお金を集めてインフラを作り、そこから得た利益を投資家に返却してくれます。


現在、上場しているインフラファンドは6社あり、すべて太陽光発電の会社のみです。

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インフラファンドの一覧

これらのインフラファンドは、投資家からお金を集めて発電所を作り、それを運用会社に貸し出します。
運用会社は、太陽光にて発電した電気を売電し、賃貸料をファンドに支払います、ファンドは利益を分配金として投資家に返却します。

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インフラファンドの収益の仕組み

メリット

  • 高い利回り

2019年1月末の平均利回りが6.85%です。
東証1部で平均1.95%(2019年1月末)、J-REITで平均4%(2018年10月末)ですので、インフラファンドがいかに高いかわかります。

  • 収益が安定している

以下の理由により、安定した収益が予想されます。
法人税がかからない
普通の会社は法人税がかかりますが、インフラファンドの場合、法人税が20年間免除されます。そのため、収益の多くを投資家に分配できます。

・売電価格が固定
再生可能エネルギーの固定価格買い取り(FIT)制度により、買取価格が20年間固定されます。そのため、売電価格が変動しないため、安定した分配金が期待できます。

  • 景気に左右されない

景気の影響、トランプの発言の影響wを受けません。

  • 社会性に合致している

原発の廃止や、地球環境の保全は社会的な使命でしょう。そのとき、再生可能エネルギーとして太陽光発電が有力な手段となってくるのではないでしょうか。
世界的にも、ESG(環境・社会・企業統治)に対する投資がブームとなりつつあります。
政府も、電力供給の割合を、2030年までに再生可能エネルギーを22~24%にするという目標をかかげています。

  • 今後の成長性が期待できる

一番古いインフラファンドで、タカラアセットマネジメント(9281)の2016年6月の上場で、まだ3年にも満たない市場です。
しかもまだ6社しかなく新しい市場であり、今後、社会的にも注目され個人投資家機関投資家からお金が集まってくると思われます。
また、各ファンドにはスポンサーがついており、スポンサーが持っている太陽光発電施設を優先的にファンドに組み入れることができ(スポンサーパイプライン)、さらなる市場拡大が見込まれます。

デメリット

  • インフレになっても分配金が増えない?

メリットに「売電価格が固定」と書きましたが、インフレや景気が良くなってもその影響を受けないため、それはデメリットでもあります。

  • 地震、異常気象が心配

太陽光施設が要となるため、地震が心配です。また、異常気象で天気が悪い日が続くと発電できないため、収益に直撃する可能性があります。
そのため、ファンドを選ぶ際は、地域を分散して発電所を設けているかが重要かと思います。


なにより、私は、J-REIT(不動産用ファンド)と比べて断然良いのではないかと思います。
J-REITは人口減少や地震リスクが心配ですが、インフラファンドは人口減少の影響は少ないと思いますし、太陽光発電施設は、ビルディングに比べると圧倒的に地震には強そうです。
投資先として検討してもよいかと思いました。


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