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標準報酬月額が上がるとどれくらい社会保険料が上がるのか

4~6月の給与の平均は、標準報酬月額と言って、健康保険や年金の支払い金額の算定に使用されます。


その金額は、9月から1年間の健康保険と年金の支払い金額の算定に使用されます。標準報酬月額が高いと、たくさんの社会保険を支払わなければなりません。
しかし、もらえる金額は上がりませんから、できるだけ少ない金額にしたいのが本音です。


つまり、この期間の給与をセーブすれば、今後1年間の健康保険・年金の支払い金額もセーブできるわけです。


いったい標準報酬月額によって、社会保険の支払い金額にどれくらいの差がでるのか、調べてみました。






前提条件として、30歳で東京勤務とします。

普通に働いて、月給300,000円とします。
このとき、健康保険は毎月14,850円、年金は毎月27,450円の支払いになります。つまり、1年間の社会保険料は507,600円になります。


これが、毎月10時間多く残業して、月給が336,000円になったとすると、、、
健康保険料は毎月16,830円、年金は毎月31,110円の支払いになります。つまり、1年の社会保険料は575,280円に上がります。
1年で67,680円多く支払うことになります。



年間を通して、毎月の給与が336,000円なら、給与が300,000円の時より年収が432,000円アップしていますので、社会保険が67,680円アップしてもへっちゃらかもしれません。
しかし、標準報酬月額の間だけ、たまたま多く残業しただけなら、その後の生活が苦しくなってしまうかもしれません。
標準報酬月額には注意が必要です。



社会保険料の算出には以下のサイトを利用しました。
www.n-jim.jp




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