【ログミーファイナンス】6/1 IRセミナー参加レポ
ログミーファイナンス主催のIRセミナーに参加してきました。
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ログミーファイナンス主催のセミナーは、前回参加してとても良かったので、今回は楽しみにしていました。
前回の参加レポ→IRセミナー参加レポ - 財テクめも
今回も、大変ためになるゲストの講演や、興味深い会社のIRを聞くことができました。
まずは、智剣・Oskarグループ CEO の大川氏の講演。
さまざまなデータをもとに、世界の経済状況がヤバくなっていることを説明。
米国では、2018年9月ごろから、住宅販売・着工数、小売り・外食の売り上げが下り坂↓。
EUでは、2018年2月ごろからPMI指数、ドイツ景況感指数がほぼリセッション状態・・・
中国では、2017年7月から小売りがダウン↓、2018年11月から輸出入がダウン↓
そして日本は・・・
周回遅れの図が印象的でした。
景気の循環が以下のようになっているとして、、、
－→【景気のボトム】－－→【緩和終了】－－→【景気のピーク】－－→【引き締め終了】－→(最初に戻る)
米国 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－→(利上げ終了?)
EU －－－－－－－－－－－－－－－－－－→(これから利上げ?)
日本 －－－－－－－－→(QE中)
というように、日本は、まだQE(量的緩和政策)の真っ只中におり、世界に比べてだいぶ遅れています。
このように図で示されると大変わかりやすかったです。
それにしても、日本はまだ景気のボトムから抜け出せてないのに、消費税を上げようとしているのが信じられないところです。
大川氏の講演のあとは、各社のIRへと続きます。
まずは、オークファン(3674)。
机の上にあった緑色の紙袋(お土産)は、オークファンからでした。
中を見てみると・・・
なにやら、いろいろ入っていますw
この会社は、賞味期限が近くなった商品など訳あり商品を取り扱っています。
お土産でくれた商品は、その一例というわけです。
企業から賞味期限切れで廃棄される商品は22兆円もあるとのことで、オークファンではそれらを流通させるためのサイトを設けたり、買い取って再販しています。
企業の論理としては、訳あり商品だからといって安く売ってしまうとブランド力に傷がつくため、廃棄せざるを得なかったようです。そのため、オークファンのような仲介業者が再販売してくれれば、メーカーにとっても消費者にとってもwin-winでとても良い事業だと思いました。
つぎは、サーバーワークス(4434)です。
ここは、Amazonのクラウドサービス AWS を使ったSIerです。登壇した大石社長は、クラウド業界のエヴァンジェリストのような方で、名前はかねがね存じ上げていましたが、今回初めてお話しをお聞きすることができました。
AWSは、クラウド上にサーバやネットワークなどのインフラ環境を作ることができ、しかも短時間で安く構築することができます。
サーバを使わない時は停止させておけば料金はかからないため、料金もリーズナブルです。
東日本大震災のとき、日本赤十字社のホームページがダウンしてしまいました。赤十字社のホームページは、被災者の方の貴重な情報元となっていましたし、非被災者の方には義援金やボランティアの情報元として機能していましたが、あまりのアクセスにダウンしてしまったとのことです。
そのため、サーバーワークスでは、WEBサーバ20台、義援金情報を扱うDBを二重化、1日500万通送信可能なメールサーバ、などのシステムを48時間でAWS上に構築しました。
このように、AWSは革命的なサービスであり、サーバーワークスは日本での先駆者となっているわけです。
企業から、今あるサーバをクラウドに持っていきたいという要望も多く、サーバーワークスの活躍の場がますます期待できると思われます。
大石社長曰く、山でいうとまだ一合目だそうで、伸びしろの大きさを感じることができました。
次に、プレミアグループ(7199)です。
ここは、中古車用のローンと修理保証をやっています。
なぜ中古車なのかといえば、新車は3年保証がありますが、中古車には無いためです。
プレミアグループのサービスを利用すれば、ローン＆保証のセットでユーザにとっては利便性が上がります。保証は、修理代がタダになるとのことです。
この低金利の時代でも車のローン金利は7%台と高水準で安定しており、また、個人向けのローンのため、1人あたり130万円程度の債権で回収できなくなるリスクも低いとのことです。
修理保証もやっているため、整備や修理データも蓄積されており、このノウハウを使った整備工場や技術者を抱えているところも、プレミアグループの特徴の一つかと思います。
車は、AIや自動運転、IoTなどにより、まったく新しい物に生まれ変わろうとしていると思います。この変革期に対応できるかが重要な点かと思います。
最後に、Bコミ(坂本慎太郎)氏が講演。
直近の相場観として、以下の内容のお話しでした。
・年末から弱気モード (それまでは押し目で買っとけば儲かるモード)
・一時的な戻りはあるにせよ、高値更新して株価が上がっていくことはない(それは企業業績が悪いため)
・米国に比べ日本の戻りが弱いのは、企業業績が悪いため
その他、マネックス証券のトレードステーションの紹介。
info.monex.co.jp
以上ですが、今回のログミーファイナンスのセミナーも、大変良かったです。
無料でこの質の高さは他にありません。次回も楽しみにしています。(予約済み)
※軽食が出るのもこのセミナーの魅力
※セミナー情報
arayashiki-b.hatenablog.com
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